代表プロフィール

代表あいさつ・プロフィール

こんにちは。

中小企業診断士で賃金・人事制度コンサルタントの伊東健と申します。

私は、現在は中小企業への人事制度導入・運用支援をメインに活動していますが、もともとはコンサルタントになろうとはまったく思っていませんでした。

ではなぜ、コンサルタントになったのか？

それには、ある出来事があったからなのです。

中小企業の3代目後継者として生まれる

家業で営んでいた会社に3代目後継者として20代前半に入社しました。当時、創業50年超、社員数約40名規模で、雑貨品の卸売業をしていました。

私が入社した当時は経営環境としては安定していて、過度な競争もなく順調に成長していった時代でした。

私自身も順調に経験を積んでいって、「このまま将来は経営者になる！」と自信を深めていきました。

しかし、そんな状況が一変する出来事が起こります。
2008年頃発生したリーマンショックです。

リーマンショックをきっかけに経営不振に陥る

急激な販売不振に陥り、全国の取引先から商品が山のように返品されることになり、資金繰りが急激に悪化しました。

さらに、その頃から競合他社の参入が相次ぐようになり、販売競争が激化していき、それまでのやり方では通用しない経営環境になっていきました。

そのような環境で生き残っていくために、様々な経営改革を進めました。
しかし、最終的には事業撤退を余儀なくされることになります。

中小企業の経営者を外部から支援することを決意

私は30代半ばでゼロからスタートをすることになりました。
当時はすでに結婚して子どももいたので、早く次の方向性を定める必要がありました。

そんな中、家業の時代を振り返ると、社員の給与や処遇の問題が多かったことを思い出しました。

きっと同じように悩んでいる経営者が大いに違いないと考え、そのような問題解決を外部から支援したいと思うようになります。

そして、色々調べた結果企業を支援する経営コンサルタントを目指すことを決意します。その後、経営コンサルタントに絞って転職活動を進め、ご縁があって人事制度を専門に支援する会社と巡り合うことができました。

30代半ばにして初めて人さまの会社に入社

それまで家業しか経験が無かった私ですが、30代半ばにして初めて人さまが経営する会社に入社することになります。

経営コンサルタントなんてまったく縁がありませんでしたし、家業のように目に見える商品を扱っているわけでもないので、最初は非常に苦労しました。

入社してまずやったことはテレアポでした。過去セミナーに参加した会社に電話をかけるのです。
テレアポなんてやったこともなかったので、初めは緊張で手が震えたことを覚えています。

テレアポで簡単にアポイントが取れるかというとまったくそうではなく、心が折れそうになりながらも「経営者を支援する！」という気持ちから粘り強く続けました。

すると、入社数か月後に初めてアポイントが取れ、先輩に同行してもらい初めての契約をすることができました。

人さまの会社に入社し、一従業員の立場を経験したことは非常に大きな財産です。

より多くのクライアントに貢献するために独立

その後も順調に経営者の方々を支援する機会に恵まれ、当時決意した「外部から経営者を支援する！」ことが実現できていると感じていました。

しかし、ある時人事制度導入のお手伝いをした社長から「お金と時間をかけて導入したがあまりうまくいかないし、社員もそれほど納得していない」という言葉をいただきました。
ほかの会社にも聞いてみたところ、同じような回答がいくつかありました。

ショックを受けた私は、それまでのうまくいった点・うまくいかなかった点を検証し、「よりクライアントの成果につながるにはどうすればよいか？」ということを常に意識し支援を続けました。
すると、同じ人事制度といっても、その内容や支援の進め方で効果が全く異なるということが分かってきました。

そして、効果が出るポイントを確実に押さえることで、以前よりも再現性のある支援ができるようになっていったのです。

その後、私はより多くのクライアントにより最適な支援をすることを決意し、2019年に独立します。
これまで給与ルールづくりを中心とした人事制度導入・運用支援をした会社は60社を超え、多くの感謝の声をいただいています。

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